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2020.09.28

WORKS

ワンランク上のデンチャー製作

はじめまして。 フロアチーフの馬場と申します。 私が書くブログでは、G-REXで制作している技工物について紹介していこうと思っています。

G-REXで製作するデンチャーの約9割がワンピースキャストで製作しています。

ワンピースキャストとは、クラスプと金属のバー(補強線の場合もあり)を一体型で鋳造したものです。
普通の保険適用をデンチャーだとバラバラだったりします。
副模型を起こして製作しているので設計の自由度が高く、理想的な設計ができます。
薄くて丈夫に製作することができるので、異物感か少なく、装着感に優れたデンチャーを製作することができます。

なので、患者さん側のメリットとして、

1つ目は、とにかく良く噛める。

2つ目は、金属のバータイプであればレジン床(ピンクのプラスチック)の義歯と違い舌感が良く喋りやすい、異物感か少ない。

3つ目は、丈夫で壊れにくい。

ドクター側のメリットとして、

1つ目は、副模型を起こして製作しているので適合が良い。

2つ目は、ワンピースでできている為、試適時に維持装置の適合も確認できる。

3つ目は、完成時に重合収縮によるクラスプ同士の位置関係の狂いがなく、調整が少ないのでチェアタイムが短く、患者様、先生方のストレスが無くなる。

患者様、先生方の考え方にもよりますが良い点ばかりです。

よく修理できるかという声も頂きますが、お預かりできれば修理も可能です。
今後、抜歯予定の鉤歯などにクラスプをかける場合、そこだけ連結しないことも可能です。

 

G-REXではワンランク上のデンチャー製作を目指しています。
色々な難症例、特殊な症例にも対応しています。

今後このブログで紹介していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。ご興味、ご不明な点がおりましたらお気軽にお問い合わせください。

 

馬場